以前チラッと見た時はこの路上ライブ、数人のグループでやっていました。その演奏は、とても路上ライブとは思えないほど質の高いもので、逆になんか法外な料金を請求されそうで(殴)、立ち止まって聞くことはありませんでした。
その後いつのまにか演奏場所がヨドバシ梅田に近い大阪駅横の歩道に変わっていて、ヨドバシに買い物に行った際などよく聞こえてきました。やはりなかなかの演奏です。
それで某日、特にこれといって買う予定もなかったので、その演奏を聴いてみることにしました。演奏しているのは一人、ペルーの民族衣装をまとった彼が、MD?に録音したベース音楽を再生しながら、それに合わせてサンポーニャやケーナ、チャランゴを演奏しながら歌うというなかなか忙しいスタイルです。マイクとアンプ、スピーカーを利用しているのでホンダの発電機を使用したりで結構重装備。
で、これがまあ絶妙の演奏でした。よくある「コンドルは飛んでいく」といったポピュラーなものではなく(別の日に演奏しているのを聞いたことはありますが)、初めて聞く曲が多かったのですが、これが聞きやすくてメロディラインのきれいなものばかり。
アレンジも垢抜けていて素晴らしいです。
しばらく聞いていましたが、その日はそのままヨメさんのリハビリ会場まで戻って、帰宅しました。帰途の車中でそのことを言ったら、「それでいくらカンパしたん?」と聞かれたので、「いや、してない」と答えると「信じられんわ!、最低」と叱られました。
ヨメさんのいうとおりで、いい演奏だと思ったら少しでも渡すべきだったのですが、なにか施しをするみたいで気が引けてしまって、体が前に出なかったのです。
でも確かに彼はそのカンパも生活費の一部にしているでしょうから、演奏の対価として支払うべきでした。かな〜り後悔しました。
それから一か月後、また土曜日のリハビリで出かけたとき、もう一度その演奏を聴きに行きました。今回ははっきり目的をもって。(笑)
前回同様、午後1時半ごろでしたが、同じ場所で演奏していました。遠巻きに聴いているのは20人ぐらいでしょうか。今回は一番前で聴くことにしました。やはりいい演奏ですが、何曲か目に聞きなれた曲が演奏されました。「コーヒールンバ」(「MOLIENDO CAFE」)です。これも楽器の演奏とボーカルが素晴らしく、アレンジも絶妙のリズム感が新鮮でした。
で、演奏の合間をみて、前回渡せなかったカンパを彼の前に置かれた小さなかごに入れてから、CDを買うことにしました。これでトラウマ解消。小さなトラウマです。(笑)
そのあと注意してみていたら、演奏を聴いてお金を入れているのはすべて私と同世代の男性ばかり。若い人たちは遠巻きのまま誰も近づこうとしませんね(笑)。
CDは2種類売られていました。私の買ったのはもちろん「コーヒールンバ」の入ったほう(笑)。「コーヒールンバの入っている方はどれ?」と聞くと彼は「アリガトウゴザイマス」と言いながら2種類のうちの片方を指さしました。価格は2,500円。
CDのタイトルは「KERUMANTU BEST」でした。ケルマントゥと読むそうです。
買ってから、ヨメさんのいる場所に帰る地下鉄の中で手にとってしげしげ見ると、意外なことに(殴)、パッケージはしっかりしたものです。よくある、パソコンでCD-Rに焼いたものと違って、ちゃんとプレスされたものです。
で、早速、帰途の車中で2人で聴いてみました。そしたらこれが何とも素晴らしい曲ばかり。まさにベストでした。
ケース中の解説パンフレットに
「このCD『ケルマントゥ 〜ベスト〜』には、新しい曲にあわせて今までの作品の中でもより良いものを選りすぐって収録しています」と書かれていますが、本当にそのとおりでした。大体普通はベストといっても中には抱き合わせで何曲か好みでないものが入っていたりしますが、これはハズレなしで本当にお買い得でした。2004年に日本でプレスされたそうです。
帰宅後インターネットでパッケージにあったURLを入力したら、素朴ながらホームページもありました。
簡単な経歴なども書かれていて、活動ぶりもよくわかりました。そして大阪駅だけでなく、あちこちで路上ライブもやって、各地でライブ演奏をやっていたりで活躍しています。4月には九州でも演奏予定とか。
彼の名前はCésarTicona(セサル ティコナ)というそうです。
代筆ですがブログもあったりします。→ココ
現在彼が販売しているのは2種類だそうですが、また出かけた際にもうひとつの「VivAndes〜ビバンデス〜」も買おうと思います。
フォルクローレのきれいな演奏を聴こうと思われる方、ぜひ一度彼のライブを聴いてみてください。おすすめです。
その後いつのまにか演奏場所がヨドバシ梅田に近い大阪駅横の歩道に変わっていて、ヨドバシに買い物に行った際などよく聞こえてきました。やはりなかなかの演奏です。
それで某日、特にこれといって買う予定もなかったので、その演奏を聴いてみることにしました。演奏しているのは一人、ペルーの民族衣装をまとった彼が、MD?に録音したベース音楽を再生しながら、それに合わせてサンポーニャやケーナ、チャランゴを演奏しながら歌うというなかなか忙しいスタイルです。マイクとアンプ、スピーカーを利用しているのでホンダの発電機を使用したりで結構重装備。
で、これがまあ絶妙の演奏でした。よくある「コンドルは飛んでいく」といったポピュラーなものではなく(別の日に演奏しているのを聞いたことはありますが)、初めて聞く曲が多かったのですが、これが聞きやすくてメロディラインのきれいなものばかり。
アレンジも垢抜けていて素晴らしいです。
しばらく聞いていましたが、その日はそのままヨメさんのリハビリ会場まで戻って、帰宅しました。帰途の車中でそのことを言ったら、「それでいくらカンパしたん?」と聞かれたので、「いや、してない」と答えると「信じられんわ!、最低」と叱られました。
ヨメさんのいうとおりで、いい演奏だと思ったら少しでも渡すべきだったのですが、なにか施しをするみたいで気が引けてしまって、体が前に出なかったのです。
でも確かに彼はそのカンパも生活費の一部にしているでしょうから、演奏の対価として支払うべきでした。かな〜り後悔しました。
それから一か月後、また土曜日のリハビリで出かけたとき、もう一度その演奏を聴きに行きました。今回ははっきり目的をもって。(笑)
前回同様、午後1時半ごろでしたが、同じ場所で演奏していました。遠巻きに聴いているのは20人ぐらいでしょうか。今回は一番前で聴くことにしました。やはりいい演奏ですが、何曲か目に聞きなれた曲が演奏されました。「コーヒールンバ」(「MOLIENDO CAFE」)です。これも楽器の演奏とボーカルが素晴らしく、アレンジも絶妙のリズム感が新鮮でした。
で、演奏の合間をみて、前回渡せなかったカンパを彼の前に置かれた小さなかごに入れてから、CDを買うことにしました。これでトラウマ解消。小さなトラウマです。(笑)
そのあと注意してみていたら、演奏を聴いてお金を入れているのはすべて私と同世代の男性ばかり。若い人たちは遠巻きのまま誰も近づこうとしませんね(笑)。
CDは2種類売られていました。私の買ったのはもちろん「コーヒールンバ」の入ったほう(笑)。「コーヒールンバの入っている方はどれ?」と聞くと彼は「アリガトウゴザイマス」と言いながら2種類のうちの片方を指さしました。価格は2,500円。
CDのタイトルは「KERUMANTU BEST」でした。ケルマントゥと読むそうです。
買ってから、ヨメさんのいる場所に帰る地下鉄の中で手にとってしげしげ見ると、意外なことに(殴)、パッケージはしっかりしたものです。よくある、パソコンでCD-Rに焼いたものと違って、ちゃんとプレスされたものです。
で、早速、帰途の車中で2人で聴いてみました。そしたらこれが何とも素晴らしい曲ばかり。まさにベストでした。
ケース中の解説パンフレットに
「このCD『ケルマントゥ 〜ベスト〜』には、新しい曲にあわせて今までの作品の中でもより良いものを選りすぐって収録しています」と書かれていますが、本当にそのとおりでした。大体普通はベストといっても中には抱き合わせで何曲か好みでないものが入っていたりしますが、これはハズレなしで本当にお買い得でした。2004年に日本でプレスされたそうです。
帰宅後インターネットでパッケージにあったURLを入力したら、素朴ながらホームページもありました。
簡単な経歴なども書かれていて、活動ぶりもよくわかりました。そして大阪駅だけでなく、あちこちで路上ライブもやって、各地でライブ演奏をやっていたりで活躍しています。4月には九州でも演奏予定とか。
彼の名前はCésarTicona(セサル ティコナ)というそうです。
代筆ですがブログもあったりします。→ココ
現在彼が販売しているのは2種類だそうですが、また出かけた際にもうひとつの「VivAndes〜ビバンデス〜」も買おうと思います。
フォルクローレのきれいな演奏を聴こうと思われる方、ぜひ一度彼のライブを聴いてみてください。おすすめです。