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星組「ロミオとジュリエット」初日のタカラヅカニュースを見て

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前回のタカラヅカ観劇はモンテクリストだったので、もう幾星霜も経たかのような隔絶の感があります。
次の観劇予定は星組のロミジュリ。今月(6月)27日観劇ですが、もう今禁断症状出まくりです。本当になが〜いブランクです。

で、その間は観劇はまだでもスカイステージのニュースで初日の模様が放送されるのを心待ちにしていました。

でも見て大失敗!。

ますます飢餓状態になってしまいました。(笑)
カメラワークもうまく、断片的なダイジェスト場面を見ただけでもいやおうなしに期待感が高まってきます。
以下の映像、いつものとおりニュース画面のデジカメ画像をリサイズしていますのでボケボケです。

私が最初に観たロミジュリが梅芸での星組「ロミオとジュリエット」。これがなんともインパクトがありましたね。ダイナミックでパワフル、しかも柚希礼音の打って変った見るからに青年っぽい演技と夢咲ねねの初々しく少女っぽい演技にびっくりでした。以後タカラヅカ版ロミジュリといえばこれが標準です。

その当時の主な配役と出演者です↓

 ロミオ        柚希 礼音
 ジュリエット    夢咲 ねね
 ティボルト     凰稀 かなめ
      
 キャピュレット卿  一樹 千尋
 ロレンス神父    英真 なおき
 モンタギュー卿   にしき 愛
 ベンヴォーリオ   涼 紫央
 ピーター       美城れん
 モンタギュー夫人 花愛 瑞穂
 キャピュレット夫人 音花 ゆり
 ヴェローナ大公   水輝 涼
 マーキューシオ   紅 ゆずる
 乳母         白華 れみ
 パリス        天寿 光希
 死           真風 涼帆
 愛           礼 真琴

今回は↓のとおり。主役二人と専科のお二人、夫人たち以外はかなり変わっています。おまけに今回は大幅な役替わりがあります。役替わりさせられる生徒は大変です。

ロミオ         柚希 礼音
ジュリエット     夢咲 ねね
       
キャピュレット卿  一樹 千尋
ロレンス神父    英真 なおき
モンタギュー卿    美稀 千種
乳母          美城 れん
ヴェローナ大公    十輝 いりす
モンタギュー夫人   花愛 瑞穂
キャピュレット夫人  音花 ゆり
愛            鶴美 舞夕/礼 真琴
ティボルト       紅 ゆずる/真風 涼帆
マーキューシオ   壱城 あずさ/天寿 光希
パリス         天寿 光希/壱城 あずさ
ピーター        真月 咲
死            真風 涼帆/麻央 侑希
ジョン          輝咲 玲央
ベンヴォーリオ    礼 真琴/紅 ゆずる

それと、今回の組長あいさつでもあったように、前回は40名ですが、今回はフルメンバー71名なので大幅にボリュームアップ。
さらにニュースで小池センセイが語っていたように、今回の公演に当たってまたいろいろ手が入ったとのこと。本当に楽しみです。

それではニュース映像ですが、↓最初からなかなかの迫力です!


みんながヴェローナで盛り上がっているときに礼音はタンポポなど吹いています↓


小道具さん、なかなかそれらしく作っています。


ところで、実は私は柚希礼音的な容貌はあまり好みではありません。(←今さら言うな!)

頬骨が高くて、ちょっと越路吹雪みたいで、魅力はあまり感じないのですが、そんなことはすぐ馴れます。(笑)
表情が豊かで動物でいうとリスみたいなかわいらしさもあるし。(殴)

何と言っても今のタカラヅカを代表する安定した実力がありますね。間違いなく100周年を飾るにふさわしいスターであると思います。
演技も歌も文句なし。とくに演技力、もっと言えば眼に比類ないチカラがあります。
それを駆使した芸のダイナミックレンジが広く、今回のような若い青年役から、スカピンで見せた憎々しい敵役まで演じて見事です。
で、今回のロミオ。本当に若いです。




でもフィナーレでは一変して精悍な男に。今回はフィナーレが見ものですね。
初めはゴールドな衣装から



粋な黒の衣装で

羽根を背負ってごあいさつです。しかし、滝のような汗が首筋から‥。(^^;)


デュエットダンスでは夢咲ねねが見せてくれますね。手足が長い!



ゴージャスな二人です

ジュリエットももちろんハマっています↓


礼音を見守る表情がいいです




今回重点チェックしたいのが乳母役になった美城れん。この人、最近スカイステージでもよく見かけて、私的には雰囲気だけでも好感度大ですが、歌がうまいですねー。
短い映像紹介でも実力が垣間見えました。演技も表情豊かでよさそう。楽しみです。




ニュースを見ていて思わず「紅ゆずる、きれいやね」と言ったらすかさずヨメさんに「どこが?」と返され絶句。(笑)
でもいいですよね。
基本的に美人顔だと思うのですが。細い目などタカラヅカ化粧でどうにでもなるし。(殴)
スカステ番組の会話でよく見る意表を突いたボソッが絶品です。



公演後のスカステのインタビューで↓


あと印象に残ったのは、専科のお二人です。無くてはならない存在ですね。




いかにも大公なのが十輝いりす。貫録あります。歌がもっとよくなれば満点です。


公演後のインタビューでは、当日観劇していたロミジュリの作詞と作曲を手がけ、演出家でもあるジェラール・プレスギュルヴィック氏と小池センセイを交えたインタビューも収録されていました。

小池センセイ、いつもより小ざっぱりとしていますね。(笑)


プレスギュルヴィック氏は「世界で20か国以上でこの作品が上演されているが、タカラヅカは別格」みたいなことを言っていました。
それに対して小池センセイも「なんだ、前と同じかといわれないようにいろいろ工夫して手を入れた」と応えていました。
本当に楽しみです。




続く星組生だけのトークでは、再演ならではの難しさ・形は出来上がっているので、いかに中身を作っていくのかが課題だったとか、それぞれのツボ場面などを披露していました。





早く観劇の日が来るよう指折り数える日々が続きます。
これもまた完全にビョーキですね。

みなさん、強い感染性のあるタカラヅカ、くれぐれも観すぎにご注意です。(といってもこんなブログまで見ているようではもう手遅れか)(殴)

それにしても、フランス版もよかったなぁ。






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