旅二日目も朝から快晴。
前夜に劣らず朝食もおいしくて(ビュッフェ形式でないのがうれしい)、満足でした。
ゆっくり部屋で休憩して、09:54に立石寺に向け出発。
カーブの多い道を24km走って、10:43に到着しました。
でも寺に近づくにつれ車が増え、駐車場を決めかねているうちに、山寺登山口前まで来てしまった。😅
どこかに停められないか探していたら、道沿いの土産物店「山寺 ほりかわ」のご主人が出て来てくれて、1台残っていた駐車スペースに誘導してくれて、無事停めることが出来ました。
ラッキーでした。
最高の場所なのに駐車料金は300円。
気をよくして、最高地点・奥の院をめざしたのですが。
とにかくすごい人です。
ほりかわのご主人も、「紅葉シーズンでもないのに(ないのか💦)、こんなに人が来るのはびっくり」と言っていました。
歩き出して、「奥の院まで1,015段の石段がある」と知って、ちょっとビビりました。 あの室生寺の奥の院の階段が700段でしんどかったのに、さらに300段以上多いとはね。
しかも前日の地蔵山頂踏破(笑)で結構足に来ているし、季節外れの暑さもこたえるし。🥵
でも、車中でTさんに、いかに山寺がすばらしいかを力説してきた手前、いまさらリタイアも出来ないし。😅
でも歩き始めたら体が馴染んできて、足も気にならなくなってきました。
それにしても人が多く、数珠つなぎの列が途切れず頂上まで続いていました。🐜🐜🐜
インバウンドの観光客も多かった。
途中の五大堂なんて、床が抜けるんじゃないかと思うほど満員過密状態。
↓ ちなみに30年前に、つれあいと行った新緑の五大堂です。人はまばらでした。
途中何度か休憩しながら、なんとか最後まで登り切りました。
全然紅葉してない。↓💦😩
駐車場まで戻って、ほりかわさんでジュースを飲んで一休み。
夜呑み用に日本酒も買って、となりの「ふもとや」でTさんご所望のパフェを食べてから、
次の予定地・月山に行こうとナビをセットしたら・・・。
月山の駐車場までの所要時間が2時間半!
何かの間違いじゃないかと経路を確認しても変わらず。💦
これでは月山到着は15時を回り、ゆっくり景色を楽しむ時間はありません。
さらに湯殿山や羽黒山までとなったら、完全に日が暮れる。
でもその日の宿泊は、夕日がきれいな湯野浜温泉で、天気がいいから、去年羽幌温泉で見られなかった夕日が見られるね、と話していたところなので、日没時間の17時までには宿に着かないとね。
考えた末🤔、出羽三山は諦めました。
ということで、ナビは藤沢周平記念館に設定し、鶴岡市を目指しました。
藤沢周平は、山本周五郎、池波正太郎とともにいつも図書館で借りだして愛読しているので、記念館はぜひ行きたかった。
宿への順路上だしね。
15:00に到着。記念館は鶴ヶ岡城址内にありました。
館内は訪問客が多く、有名な作品の直筆原稿が展示され、一角には書斎の一部が再現されていたりで興味深かったです。
筆跡が丸くて優しいのが意外でした。
出来ることなら、立地場所も庄内平野の生誕の地かその近辺だったら、もっとよかったのにと思いました。
見終えてから城跡の公園を通って、近くの致道博物館に移動。
でも残念ながらあまり時間がなく、外から建物を眺めただけでした。
途中の堀の中の菖蒲園?で、カモが行儀よく休憩していたのが面白かった。
初めは二人とも、シートの重しかと思いました。
きれいに修復された、歴史的な建築物に後ろ髪を引かれながら、宿舎に向かいました。
偶然ですが、宿泊予定の「一久」は、30年前と27年前に泊まったホテルのすぐ隣でした。
なぜ今回そこにしなかったかというと、27年前に泊まった時、たった3年でいろいろサービスが低下していてガッカリしたからです。そのホテル隣とはね。
到着したら男性スタッフが来て、駐車場所に案内してくれました。
建物は全室オーシャンビューで、ゆったりと広く、設備の充実したいい部屋でした。
荷物を解いてから、早速、夕日を見に海岸へ。
さらさらの細かい砂がきれいでした。
しかし、急に気温が下がってきて、風も強く、長袖のポロシャツでは寒い。
Tさんはちゃっかりとフリースの上着で万全の態勢。 太陽を釣っているのだそうです。
彼女を風よけにして😅、日没を待ちました。
波が金色に染まり、きれいでした。
夕陽の沈むのを、じっくり見たのは初めてかも。
夕食は前夜に劣らず手の込んだ料理で、松茸の土瓶蒸しと経木で巻いた焼きものも付いていましたが・・・。
Tさんの焼きものには、松茸が入ってなかった。👀
食べてから入ってないと言っていると思われたら嫌だからクレームしないというので、半分あげました。博愛の精神。
ここの風呂も源泉かけ流しで、湯加減もよかったです。
ということで2日目も、予定変更はありましたが、無事終了でした。
(最終日に続く)