室生寺がよかったので、今度は方向を変えて南山城の浄瑠璃寺と岩船寺へ。
ついでに海住山寺にも足を延ばす予定でしたが、さすがに一日三か寺はゆっくりできないのでやめました。
浄瑠璃寺と岩船寺も超久しぶり。
前回はやはり25年ぐらい前に、亡きつれあいとホンダ・スペイシー125にタンデム乗車で行きました。
その頃渋滞が嫌で、出かけるといえばスクーターでした。 あちこち二人で寺社巡りとか行っていましたが、さすがに今はそんな元気はありません。
二人とも若かったな~。(遠い眼)
それはさておき。
浄瑠璃寺への道は50km足らずなので、1時間で到着。
ラッキーなことに、2018年から5年をかけて、奈良国立博物館での保存修理のため寺を離れていた9体の阿弥陀如来さんは、先月5日に最後の阿弥陀如来が戻って、元通り本堂(阿弥陀堂) に全員集合していました。
さらに秘仏・吉祥天女立像も1月15日までの期間限定で公開中でした。
ただし、三重塔内に納られている薬師如来坐像は、毎月8日、正月三ケ日、春分、秋分の日(好天に限る)に限定公開なので見られず。
でも行って本当に良かった~。 拝観料(本堂内)もお安くてびっくり。😅
人も少なくて、ゆっくり九体仏や浄土式庭園を観賞できました。
三重塔(国宝)と梵字の阿字をかたどったと云われる宝池
阿弥陀堂(国宝)
境内では水仙と蠟梅が咲いていました。
門前の店で甘酒とわらび餅を食べ、参道の店で草餅😋を買ってから ↓ 、
岩船寺へ。
車を停めて(ここも駐車料は300円)、山門に向かって行ったら、かつての記憶がよみがえってきました。
浄瑠璃寺に比べると重文のみで国宝はなく、こじんまりとしたお寺ですが、往時は寺塔三十九坊を有する壮大な境内だったそうです。
でも承久の乱でその多くを焼失し、さらにその後の兵火で残った堂塔伽藍も焼失したとか。
でも前回より本堂や三重塔はよく手入れされていて、落ち着きのあるいいたたずまいでした。
(十三重石塔 鎌倉時代 重文)
(三重塔 鎌倉時代・室町時代 重文)
本堂で重文の阿弥陀如来などを拝観していたら、私たちを入れて4名の拝観者にもかかわらず、ご住職?から法話(説明)を聴くことができ、寺の由来がよくわかりました。 Tさんは目ざとく鐘を見つけて、さっそく一突き。
最後に三重塔の背後の山道を上がって貝吹岩に行き、そこから南山城の景色を一望して👀帰途に。
駐車場横の売店で ↓ 、 壬生菜漬と日野菜漬(各一袋100円!!)を買いましたが、おいしかった~😋😋。
伊賀上野では定番の漬物。 久しぶりに食べられてうれしかったです。