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🔶 20年ぶりの北海道の旅 - 4 🔶

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7月15日 朝5:00頃、部屋から見上げたら、黒岳は朝陽を浴びて山容がくっきり見えました。
 
半世紀以上前の、新婚旅行以来のロープウェイ🚠に乗れそうで、これはラッキーと喜んだものの、朝食に行く頃には雲隠れ。😔
 
がっくりです。

このまま雲が上がるのを待つか、同じ大雪山系でも逆の旭岳にするか迷いました。🤔
 
でも、予報ではまだ天気のよさそうな旭岳に行くことに決めて、7時半過ぎ、ボラレ気分のまま(笑)、チェックアウト。 
多分もう来ることのない層雲峡を後にしました。
 
途中時折雨が降るものの、旭岳に近づくにつれて止んできて、予定通り9:30に到着。 旭岳は25年ぶりかな。
 
45分発の🚠に乗りました。


 


頂上駅から、標高1600~1700m・気温15℃の裾合平の遊歩道を歩き始めたら、いきなり雪渓。 
  すぐにエゾノツガザクラ ↓ や、
 アオノツガザクラ ↓ 、  
 チングルマの大群落が目に飛び込んできました。 ↓
  
 チングルマの群落の大きさは日本一だとか。
   ちなみにチングルマは草ではなく低木で、その枝が地面を覆って、大きな群落になるそうです。
  
    それ以外にも、ハクサンチドリや ↓  

 キバナシャクナゲ、 ↓  
 エゾコザクラ、 ↓  
  イワブクロ、 ↓     

キンコウカに、 ↓   
 ミヤマリンドウ、 ↓    エゾイソツツジ、 ↓  
  


ゴゼンタチバナ ↓ 、   そして北海道特産のメアカンキンバイ ↓ などが
  
眼を楽しませてくれました。 
 
途中から少し雨がパラついてきたけど傘を差すほどではなく、ゆっくり花を楽しんで、11時のロープウェイで麓に戻りました。
 
降り出した雨の中、旭川の上野ファームを目指しました。
 
よく手入れされた、田園の中のガーデンです。          
 
 
   
 敷地内には小高い丘があり、虹色の椅子が並べられていたり。
  
    人気スポットなのか、インバウンドの団体客の姿が目立ちました。


ガーデンを周り終えて、土産物などを買って車に戻ったころから雨が強くなってきました。
 
昼食にソバを食べようと、Tさんがスマホで見つけた旭川の「備忠」さんに行くことにしましたが。
 
店の前の駐車場は満車。道端で空くのを待ち、なんとか止めて店内に入ると、30分待ちといわれました。
 
清水町で食べ損ねているので、待つことにしました。
 
でも待っただけのことはあり、安いのにおいしくて、量も多く満足。 
 
その後、部屋吞み用に名寄市のチーズ屋さんでチーズを買ってから、豊富温泉に行きました。
 
なんとか18時に滑り込むことができました。
 
ホテルの受付スタッフが面白かった。
 
昔の市役所の市民課みたいな、ワイシャツの腕まくり姿で、応対も素朴というか、かざらないというか、事務的というか。😅
 
でも悪い印象ではなかった。
 
部屋は広くて、使いやすいのはいいけど、煙草のヤニ臭いのに閉口。🫢
 
スリッパが1足しかないので、フロントに言って持って来てもらいましたが、別に悪びれることもなく、「はいどうぞ」。
 
服のハンガーも二本しかなかったので追加で頼みました。
  
まるで昔の公共の宿。
 
荷物をほどいてから、二人で先のチーズをつまみに日本酒で軽く乾杯。
 
夕食は悪くなかったです。初めてのハッカクや、ウニ、ホタテも付いていて(少しですが😅)満足。 
 
 
 食事後、疲れたので私は風呂に入らず寝ました。
 
ヤリスのオドメーターは900kmを超え、全行程の折り返し点を超えました。


7月16日 雨は止まず。(^^;)
 
午前3時半頃目が覚め、風呂に行きました。名物の油の浮いた濁った湯と、熱めのふつうの風呂です。
 
風呂を上がってからベッドでうとうとしてから、遅い朝食に行き、9:50にチェックアウト。
 
日本最北端の宗谷岬に向いました。しばらくはTさんが運転。
 
少し余裕が出てきたようです。
 
途中クッチャロ湖で小休憩してから、    
 案内看板を目にしたベニヤ原生花園に寄りましたが。 
 
霧雨で湿原は霞み、咲いている花もなかったので、展望台に上がっただけで終了。 
 
初めての宗谷岬は風が強く、国道から駐車場に入ってきたオフロードバイクが、風にあおられて転倒したほど。
 
気温も16度で寒かった。 
 
しかし宗谷岬ってね~。
 
「岬」で想像するイメージとは全く違い、国道沿いの駐車場近くにただ碑があるだけ。
 
殺風景な場所でガッカリでした。
 
でもバイクや車が多かった。
 
ここで運転を代わり、ウニが食べたいねと、稚内の海鮮の食堂を目指しましたが。
 
スマホ情報で多くの客が押しかけていて、すでにウニは売り切れ。
 
やむなく別の店へ。
 
出川哲郎の色紙を掲げた店 ↓ でしたが、そこでも売り切れ。 
 
しかしもう他に店はないので、Tさんは「ウニ抜きの海鮮丼でもいいので、お願いします」と注文しました。よほどお腹空いていたんだろうね。(^^;)
 
でも45分待ったら、店主から、ウニ丼には足りないけど、海鮮丼分は残ったからといわれ、なんとか食べられました。 
  
満足して、ノシャップ岬へ。 
 
 ここも大阪南港の岸壁(殴)みたいな場所で、写真を撮ってすぐサロベツ湿原に向かいました。  
  あいにくここも花は終わっていて、わずかにカキツバタとギボウシぐらいでしたが。
 
  
 
ノビタキの♂と、 
  ♀の姿を発見!! 
  
 しばらく遊んでもらいました。 
 
重いP1000を提げていてよかった。 
それまでも、方々で黒い鳥の姿を見かけたので、何だろうと思っていたのですが。
 
ノビタキの♂でした。 
 
♂♀ともはじめて見ました。

ところでサロベツで思い出したのが、いつも飲んでいる牛乳。
 
帰宅してパッケージをよく見たら、豊富町産でした。長年飲んでいるのに、見てなかった。😅 
  
サロベツ湿原を後にして、発電用風車の林立するオロロンラインを、ひたすら南下しました。
 
遅い車をゴボウ抜きして(法定速度です🙇)、途中のコンビニで、部屋吞み用にサクラマスのトバとワインを買って、18時に無事「はぼろ温泉サンセットプラザ」にチェックインしました。


このあと、今回の旅最高の部屋に泊まれた話などは、 To be continued ということで。

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