(前回の続きです)遊覧船を降りて、桟橋から湖面を見たら、特産オショロコマがいっぱいいました。
もう養魚場。びっくりのでかさです。
ホテルに戻って、預けていた荷物を車に積み込み、「士幌線タウシュベツ川橋梁跡」の展望台に向け出発。
といっても、その時はそれが何だか知らないままにね。 どこに行くかは、ほぼTさん任せ。(殴)
走り出してしばらくは、湖岸沿いのカーブが連続する細い道でしたが、まもなく広い道路になり、三国峠でトイレ休憩。
そこから橋梁展望台の駐車場までTさんが運転したけど、もう10年以上運転していなかったので、笑顔も消えて、ガチガチ😳の緊張ぶり。
雨が降ってきても、前方を見たまま「ワイパーのスイッチ、どこ?!どれですか?」とかね。
展望台の駐車場に停める自信がないというので、手前で運転を代わりました。
車を停めて「展望台」に行きました。
でも橋まで遠く離れているので、見える橋の小さいこと!! ↓
てっきりそこは休憩所で、展望台はまだ先だろうと思ったほど。
遠いので、スマホではショボ過ぎる絵しか撮れません。
でも私にはP1000という強い味方💪があったからね。もうバッチリ。
まるで石造りのローマの水道橋みたいですが、コンクリート製で、ダム湖に水没するたびに受ける水圧の影響や、年間を通しての凍結と融解を繰り返すうちに風化して、石造りみたいになっています。
次に浮島湿原を目指しました。
しかし、アプローチの道が分かりにくく、迷いに迷ってから、たぶんここだろうと未舗装の細い道を4km走って、ようやく駐車場に着きました。
軽四が1台停まっていただけ。
そこから歩きはじめようとしたら・・・。
遊歩道の入口に、熊🐻に注意と大書してあって、いっぺんに気分が萎えました。最近の被害例も書いてあったし。
でもせっかく苦労して来たから、なんとか行こうと、熊よけの鈴の代わりにスマホの音楽を目一杯鳴らしながら歩きだしたのですが・・・。
まもなく、新しそうなヒグマの足跡👣らしきものをいくつも発見。😱
引き返しました。私の前を行くTさんの足の速いこと。(私も必死に歩いたけど)
まあ、怖かったね~。
次に「大雪森のガーデン」に行きました。
https://www.daisetsu-asahigaoka.jp/
広大な敷地に広がる、手入れのよく行き届いた庭園でした。
コースも自由に回れるようによく考えられていて、「森の花園」「森の迎賓館」「遊びの森」の3エリアに、さらにたくさんのゾーンが配置された庭園が広がっていました。
(エレムルス)
(スジギボウシ)
(アリウム)
季節の花を楽しみながら周ったあと、ソフトクリームとジェラートをカフェで食べて休憩。
最後は大雪山系の黒岳ロープウェイに乗ろうと、層雲峡の乗り場に行きましたが、雨と霧で運転中止。
明日乗ることにして、ホテル街唯一のコンビニ(7月24日で閉店とのことでした)でおつまみを買ってから、ホテルにチェックインしました。
52年前の新婚旅行で泊まったホテルです。半世紀以上も前です。😅
部屋で、コンビニのつまみで昨日買った日本酒を二人で飲んでリラックスタイム。
夕食前に入った風呂はよかったのですが。
楽しみにしていた夕食は、大会場に大勢の団体客がごった返す、最悪のビュッフェ形式。
ホテルの食事サービスのコンセプトは「弱肉強食」みたいな。(殴)
従業員は、おかずが切れるたびに、ケージ飼いの鶏に餌をやるように、黙々と補充していました。もう52年前のしっとり落ち着いた老舗ホテルの雰囲気は見る影もなく。
部屋からの眺めも、渓谷とは逆方向で殺風景な駐車場が見えるだけ。
今回の旅で最ガッカリなホテルでした。宿泊料は一番高かったのに。ボラれ気分満喫。
ということで、翌7月15日に悪天候が続く黒岳をやめて、旭岳のロープウェイに乗りに行った話は、To be continued!です。