明け方の雨音で目が覚めて、二度寝もならず、早めに起床。
2階の寝室の雨戸をあけていたら、ツツピー・ツツピーという聞きなれた鳴き声が飛び込んできました。
久しぶりのシジュウカラです。
声のするほうに顔を向けたら、向かいの家のアンテナに止まっている、小さな姿が見えました。
急いで階下にカメラを取りに行き、レンズを見て逃げないように、こっそりと寝室の中から撮りました。
まるで狙撃手です。したことないけど。
一羽かと思っていましたが、よく見たら二羽でした。
屋根瓦に飛び降りたり、
電線に飛び移ったり、
しばらく愛らしい姿を見せてくれました。
それをファインダーで追いながら、「あ~、これこれ、この感じ、久しぶりやな~」とその感覚を思い出していました。
鳥見に行けなくなってもう5か月。
しみじみ懐かしく、また嬉しかったです。
やがて二階から見えない場所に移動したので、居間に降りて探したら、まだ近くにいてくれました。
そのうち遠いけど、順光の位置に移動してくれたので、曇天でもなんとかきれいに撮れました。
何かのパイプのようなところに止まって、しきりに中をのぞき込みながら、さえずりは続いていました。
それに誘われたのか、シジュウカラが去ったあと、入れ替わりに最初のアンテナに二羽のキジバトが来て、のどかな鳴き声をきかせてくれました。
今はまだ、鳥見を再開できるメドは全くないけど、久しぶりにシジュウカラを見て、きれいな鳴き声も聞けて、望外のひとときでした。
改めて、早くコロナが収束して、鳥見に行けるようになることを祈るばかりです。
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