↑ 欠けた鼻を整形してやったタヌ君が出迎えてくれました
8月26日に、久しぶりに堺の百舌鳥N家庭園に行ってきました。
長く降り続いた雨で止めていたスプリンクラーの開栓のためです。
春は、麦畑の周りのネモフィラとチューリップが咲いて華やかでしたが、今は麦がサツマイモに変わり、その横はサトイモとカボチャという、地味~な景色になっています。(^^;)
開栓準備のためスプリンクラーの位置を確認しましたが、サツマイモとメヒシバに覆われて全く見えない。
何とか見つけて、とりあえず散水空間の確保のため、スプリンクラーの周囲のイモや雑草の葉の刈り取りを始めたら、カボチャを発見。
前日、畑仲間のTさんから「前に行ってカボチャを探したけど見つからなかったので、探してみてください」と頼まれていたので、ラッキーと思ったのですが。
持ち上げたらナメクジが二匹取り付いていて、結構深い穴をあけていました。ガックリ。
ツルは枯れていたので、カボチャは熟して落ちたと思いますが、ナメクジは寄生虫や病原菌の宿主となっているので、持ち帰るのは断念しました。
他にカボチャがないか、しばらく探しましたが見つからず。
肥料は十分なはずなのに、なぜか蔓が細く、葉も小さいので、実がついているように思えず、探すのはやめました。
写真を撮ってから、その旨連絡して、スプリンクラーを開栓しました。
念のため、水の飛散範囲を確認したら、建設工事中の南側の隣接地と、東側の道路にも水が越境して飛んでいるのがわかったので微調整。
散水範囲が敷地内に収まっているのを確認して作業は完了。
その後、もうひとつの懸案だった、WiFiモバイルルーターが使えるか試してから(ドコモのデータSIMでOKでした)、庭をつくづく見ていたら、たくさんの山茱萸の実に気づきました。
ハナミズキの実とそっくりな、赤くてきれいな色です。
帰宅して調べたら、よく熟した実は食べられるとのことでした。
しかも熟したのを乾燥させて種を抜いたものは、滋養強壮の漢方薬の材料になるそうです。
さらにWiKipediaによれば、
「山茱萸の果実酒は疲労回復、滋養強壮、冷え症、低血圧症、不眠症などに用いられ、水洗いした生果実を3倍量のホワイトリカー(焼酎)に入れて冷暗所に3か月おいてから、適量のグラニュー糖などを入れてさらに20日ほど熟成して、就寝前に1日に盃1 - 2杯程度で飲用する。また、赤く熟した果実を使ってジャムなどにしてもよい。」
とのことです。これは活用しなくてはね。
ということで、まだまだN家の庭は私たちを楽しませてくれそうです。
とりあえず私は、連れ合いがその花を好んで絵手紙に書いていた、山茱萸の実の収穫時期を探ることにします。
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