先日退院したノートパソコンの続編です。
やっぱりHDDの遅さが気になったので、KさんにSSDに交換しませんかと打診。
「お願いします!」との返事で再入院です。
彼の使用状況から、まだ高価な1TBはまず不要ということで、手ごろな500GBのSSDに交換することにしました。
6千円台で入手出来ますからね。
で、昨日木曜日に配達されたので、さっそくクローン開始。
↓ 元のハードディスクを取り出します。
USBにハードディスクとSSDをつないで、クローン化開始。
一時間半ぐらいで完了したので、爆速を確かめようとパソコンに装着したのですが・・・。
起動しない。(^^;)
というか、起動ドライブがないというエラーメッセージ。
あわててUEFIメニューで起動ドライブを確認したけど、ちゃんとSSDの接続は確認されて問題なし。
焦りまくりました。
そのうち気づいたのが、BIOSじゃなくてUEFIということは、HDDはGPTのはずじゃね?と。
でもSSDはMBRだったりしてと、思い至りました。
鈍感やね~。
で確かめたら、やっぱりもとのHDDはGPTなのに、 SSDはMBRでした。
てっきりそれも含めてクローンされると思っていた。(^^;)
ということで、Windows10の「コントロールパネル」のディスク管理で、MBRからGPTに変更し、またクローン化のやり直し。
待つことしばしで、クローンは完了し、パソコンに戻したのですが・・・・。
まだ起動しない。(^^;)
ただし今度は、SSDドライブからの起動になっているけど、Windowsの起動エラーということです。
なので、Windows10のインストールディスクで起動して「自動修復」を試したのですが・・・。
何度やってもSSDから起動しない。
それでまた考えて、エラーの原因は、UEFIのセキュアブートをオンのままでHDDをSSDに交換したから、ブート領域の異常ということで、起動しなくなったのではという結論に。
原因はほぼそれみたいけど、ではどうしたらそれを修復できるのかね~。
途方にくれました。未体験ゾーン。今まで経験したことがない災厄到来。
(自業自得ですけど)
でもね。
そんな私のために、今はネットという心強い味方がいます。
で。
探して得られた解決策で一番有力そうな、以下の作業を試すことにしました。
まずUEFIのセキュアブートを無効にしてから、「インストールDVD」でPCを起動して、「コマンドプロンプト」で
「bootrec /Rebuildbcd 」
「bootrec /fixboot」
と入力して、ブート領域の修復を試しました。
でもまだ駄目。
なので、さらにコマンドプロンプトから
「diskpart」
「diskpart> list volume」
と入力して、表示されたパーティションの一覧から、ブート領域(なんとFAT32!)を見つけました。
でもそのパーティションは、ドライブ番号はあってもドライブレターがないので、
diskpart> select volume X ←(Xはドライブの数字です)
diskpart> assign letter=b: ←(bはドライブレター例)
diskpart> exit
と入力してBドライブ(ドライブレターがあいていたからね)に指定。
つづいて、
cd B:
でBドライブに移り、
b:> bootrec /Rebuildbcd
b:> bootrec /fixboot
b:> bcdboot c:Windows /l ja-JP
b:> exit
と入力して修復を終了しました。
これでブート領域の修復ができたはず。(^_^;)
このあと、ドキドキしながらインストールDVDで「スタートアップ修復」を実行して起動するか確認しました。
この時、「スタートアップ修復」を2回するのがキモらしいのですが、私は1回で無事起動しました。
やれやれです。
もう脱力。一時はどうなることかと。
しかしネットはありがたいですね。ちゃんと教えてくれるから。
苦労のおかげで、パソコンは超快適になりました。
まあSSDのパソコンとしてはフツーですが。(殴)
いろいろ悪あがきしたおかげで、また知識は増えました。このあと、役に立つかどうかわからないけどね。(^^;)
でも、MS-DOSでコマンド入力に馴染んでいたので、作業は全然苦にならなかった。
第一、コマンド入力って、ダイレクトにパソコンを操作しているようで、楽しいしね。
いくつになっても、修行の道は尽きることがありません。
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