正午に馬見に着き、鳥見開始。
でもますます人が多くなっていて、まるで土日祝日並み。コロナの影響ですね。
先日「メジロ押し」を撮った場所に行くと、いきなりシメが登場、と思ったのですが、なんか違う。
ズームアップしたら、目の周りから頭にかけて真っ黒で、羽根の模様もまったく違う。
しっぽが青くてきれいです。
それが何羽も飛んできて、結構近くまで来てくれて、木の枝や幹に止まったり、地上まで降りてきたりで、もう撮り放題。
大満足でした。
撮りながら、これは図鑑で見た、シメと同じアトリ科のイカルかなと思いましたが、断定する自信はない。
しばらくしてイカルが飛び去ったので、移動しながら図鑑を出して確かめようとしていたら、私と同年配?らしい、双眼鏡を手にした女性が「何かいました?」と声をかけてきました。
私が「ええ、まあ‥」とあいまいに答えたら、その女性、「最近ここでイカルを見た人がいるらしいですよ」と。
それを聞いて内心ガッツポーズでしたね。
でも私は平静を装いつつ、「今そのイカルが飛んできたので、撮りましたよ」と応じました。
で、どこにいたかと聞かれたので、その場所まで一緒に戻ることに。
歩きながら、その方はいろいろ教えてくれました。
この公園の探鳥会に入って長いとか、会に出席して会費を払ってついていくだけなので楽だとか、今日は友達と待ち合わせしていて、一緒にイカルを見る予定なのだとか。
さらにナガレ山古墳近くの公衆トイレ付近で、アオバトを見たとの情報も。
いずれも貴重なお話でしたが、だんだん後悔の念も。
お話が止まらない‥‥。^^;
途中で遮るのも失礼だし、でもこのままそのお友達が来るまで、その代役を務めるのもどうかと。
で、極力不自然にならないように、いろいろ教えてもらったお礼を言って、お別れしました。
そのあといつものコースを歩いて、シメとか
エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、シロハラ、メジロなどを撮って、話に聞いた探鳥会の「定番スポット」に行ってみました。
でもそこもメジロぐらいしかおらず。
そこで先ほどの女性と再会。お友達ともうまく合流できていました。
またお別れして、教えてもらった公衆トイレに向かうと、別の二人の鳥見ガールが何か撮っていました。
でせっかくなので、私もそれに加わってカメラを向けると、なんと被写体はアオバト。
ドングリをくわえています。
目が大きくて愛嬌のある顔です。
もう今日はラッキー過ぎ。
撮り終えて、二人のうちのおひとりの女性を見たら、前に「ジョウビタキの♀です」と教えてくれた方でした。
その時のことを言うと向こうも思い出してくれて、アオバトの話になりました。
彼女も前に見たことはあるけど、撮ったのは初めてとのことでした。
私がイカルやシメの話をすると、イカルはまだ見ていないので、場所を教えてくれというので、一緒にそこまで移動することに。
鳥見歴が長いことや、以前広島に住んでいて、そこで鳥見の楽しみを知ったとか、鳥だけでなく植物や動物、昆虫も好きだとか、いつも郡山から一時間かけて自転車で来ているとか。
感心しながら聞いているうちに現場に着いたので、またいろいろ教えてくださいとお願いしてお別れ。
でもたくましい人でしたね。
長い望遠レンズをつけた重そうな一眼レフを持って歩くなんて、死の行軍。
ヘタレな私には到底無理。
その後またいつもの林に行くと、またイカルと遭遇。
でももう満腹であまり撮らず、見るだけにしました。
帰途について公園館に向かう途中、ヤマツツジが一本だけ満開になっていました。
どうやら、まだ私のビギナーズラックは残っているみたいです。
しかし疲れた。
昼食なしで4時間以上歩きっぱなし。
でも達成感もタップリでした。
明日も天気だったら行こうかな。(殴)