4月1日に、満開の桜の馬見丘陵公園に行ってきました。
桜はまだ花吹雪にならず、でも蕾はなくてすべて開花という最高の状態でした。
なので金曜日でも、駐車場には車を捌くガードマンが配備されていました。
でも幸いこの日も待たずに駐車できて、カメラ2台を下げて早速鳥見を開始したのですが・・。
鳥がいません。(^^;)
「常備タキ」(殴)だったジョウビタキは、♂♀ともどこにもいない。
シロハラの影もなく。
アオジはちらっと藪の奥に見えただけ。
歩いていても、鳥たちがいる気配はない。(シジュウカラやメジロ、エナガ、ヒヨドリは別ですが)
いつも、初めは丸坊主を覚悟しても、後半一転して次々に出て来るというパターンでしたが、この日は期待できなさそう。
仕方なく、これも満開のユキヤナギと桜を撮ったり、
草原を埋めるタンポポとスミレの群落を撮ったりしながら園内を徘徊。
ようやくトラツグミを見た場所で、ルリ子を追うバーダーさんたちの一団に遭遇して、私も加わりました。
しかし、普段は人懐っこいルリ子は、大勢のカメラに恐れをなしたのか、近くには来ず。
でもなんとかP1000とα1を使い分けて、撮ることができました。
これで丸坊主は回避ね。(^^;)
そこから「水鳥と花の広場」に行くと、なにやら林の陰にいました。
初めはアオジかなと思ったのですが、カメラ越しに確認したら、アトリの群れでした。
でも薄暗い日陰で、しかも遠くて、近寄ろうにも警戒心が強くて無理。
結局最後まで残っていた1羽の画像を数枚撮っただけですが、まあこれで2種類ゲットで一安心。(見難いです)
今日はもうこれでいいかなと言い聞かせて(弱気)、でも未練断ちがたく、倉塚古墳から一本松古墳に行って、ジョビ雄を待つことにしたのですが。
いくら待っても出て来ない・・。(^^;)
去年は同じ場所でミヤマホオジロを見たのですが、よく見かけたホオジロやビンズイさえいない。
ということで、風も冷たくなってきたので、諦めて帰ることにしました。
帰宅して去年の今頃の記録を確かめてみたら。
やっぱり冬鳥たちは旅立ったらしいと書いていました。
同じくアトリを見た記録も。
多分アトリはこの時期、渡りの途中立ち寄って、餌漁りしていたのでしょうね。
そういえば、前回各所で見かけたツグミも、今回はチラッと見ただけでした。
冬鳥たちの季節は、桜とともに終わりを告げたようです。
今年秋の再会を期待することにしましょう。