12月の下旬ごろ、体調不良に悩んでいました。
機嫌よく鳥見に出かけても、帰宅した途端に猛烈に眠くなる。
でも寒いので、夏みたいに居間のマッサージチェアで昼寝というわけにはいかない。
仕方なく二階の寝室に行ってベッドで寝るのですが‥。
4回ぐらいこんなことがあって、何故かいずれも同じ1時間50分ぐらい寝たら眼が覚める。
でも起きたらスッキリ、じゃなくて、頭痛と悪寒がする。
やむなくアスピリンを飲んで、しばらく暖かい部屋でじっとしていたら、ややマシになってくる。
ムカムカして食欲もない。
こんな状態が、先月下旬から元旦ぐらいまで続いていました。
前に書いたように、低体温症かなと思っていましたが、頭痛や悪寒の説明がつかない。
でもその後は、友人知人の助言も戴いて、温かくすること、良く寝ること、体を冷やさないような食事をするとか、鳥見に行くときは(えっ、行くの~?)、特に保温を考えた服装にするとかを守っていたら、なんとか症状は治まってきました。
爆睡昼寝もしなくなって。
でもはっきりした原因はわからないままだったのですが、1月6日の日経新聞夕刊に、答が載っていました。
その名も「寒暖差疲労」。わかりやすいわ。^^;
記事の冒頭に、症例が紹介されていました。
「『近所での買い物だけで疲れ果て、帰宅すると数時間寝込んでしまう』。
都内に住む70歳代の女性は昨冬に原因不明の倦怠感に悩み、内科クリニックを受診。寒暖差疲労と診断された。」
そのまんまです。歳まで。(笑)
ようするに、寒暖差をきっかけに自律神経が正常に働かなくなり、症状として現れるということです。
12月下旬は年末寒波襲来で、特に1日の寒暖差が大きい日が続きました。
日中は暖かくても、日が傾くにつれ寒くなってきて、背中がぞくぞくするとかね。
それがストレスになって、交感神経と副交感神経のバランスが乱れ、交感神経が優位になって体調を崩してしまったようです。
酷くなると鬱になるとも。
それも少しあてはまっていました。
まあ、原因が分かってホッとしました。
基本的には、老化で気温の変化に対する適応力が低下しているということなんでしょうね。
新聞記事になるぐらいですから、同じ症状に悩んでいる人も多いのでしょう。