3月27日に、半年前から予約していた高齢者講習を受けてきました。
去年の11月に、高齢者講習通知書が届いて、免許の更新は半年後のことなのにもう案内?と思いました。
で、受講には予約が必要とあり、講習会場一覧表として教習所のリストが添えられていました。
高齢の運転者が増えているから、早めの予約が必要とも。
いくら混んでいるといっても、半年もあるしと半信半疑。
大阪府警のサイトで込み具合が分かると書かれていたので、すぐアクセスしました。
サイトの情報では、私が希望する教習所は1月下旬からあとは空いているとのことでしたが、早い方がいいよねと、電話してみました。
そしたら、1月下旬どころか、3月中旬まで予約でいっぱいとのこと。
ガーン!でした。(陳腐な反応だこと)
なんとか3月27日を予約して、一昨日行ってきたという次第です。
でもね。
予約したものの、2時間の講習って、何やるんだろうとずっと不安でした。
何せ初めてなもので。周りに聞く人もいないし。
実車による1時間の指導というのが一番気になる。
まあ結論を言いますと、なんということもない講習でした。
最初の「双方向型講義」もまあ一般的な内容。高齢者の事故が増えてますよ、みたいな。
使っているパソコンのOSがXpなのが懐かしかったり。(殴)
「運転適性検査機材による指導」は視力関係の検査で、でもこの結果次第で更新できないというものではなく、加齢が運転にどのような影響が出るかを理解させるのが趣旨でした。
視力検査は3種類でした。最初の検査は、通常の視力と動体視力を測定。
結果は静止視力が1.0、動体視力が0.4で、[75歳以上の中で]はやや優れているが、[30~59歳]での比較ではやや劣っているという結果でした。
2番目は夜間視力検査。
ここでもまず通常視力を測りましたが、なんと1.5と向上していました。
その後、夜間やトンネル通行を想定した、暗くなったり明るくなったりしたときの視力回復時間を測りました。視力回復時間はふつう、眩光下視力はやや優れているという結果でした。
3番目は視野測定。 視野角度と視野が欠けている個所の有無を調べられました。 結果、視野角度は50歳代の平均で、視野の欠けたところはなしとのこと。 まあ全体に鳥見効果が顕著ですね。(殴) 目の前を横切る鳥をとっさに見定めたり、視野の端に鳥の動く気配を捉えて振り向くとか、まぶしい太陽光を浴びながら鳥を見たり、遠くの鳥をしっかり見極めるとかで鍛えられている効果。(笑)みなさんも、今のうちに鳥見を始めたら、視力の維持に効果大ですよ。
そして最後は、一番気になっていた「実車による指導」。
当日は12名の受講者を3名ずつに分け、4人の指導員で順に運転させました。
私のグループは女性2人と私で、まず女性から順に車に乗り、私が最後でした。
でもね。なかなか私の番にならない。
他の3グループは男ばかりでしたが、みんなとっくに終わっているのに、私の前に乗車したお二人は、二人ともなかなか帰って来ない。
かなり待ってようやく私の番でした。
乗り込んで分かったのですが、普通の自動車教習と違って、指導員の指示は「ハイ、次そこを右に」とか「次ひだり」、「はい段差に乗り上げて」「最後は外周ね」ぐらいしか言わない。
「段差乗り上げ」は、コンビニに突入する練習、ではないけどね。
「実車による指導」は実際は指導じゃなくて観察ですね。年寄りがどんな運転するか見てやろう、みたいな。
ずっと助手席で黙ったまま、運転をチェックしていました。
ただね、私の担当の指導員だけかもしれませんが、曲がる際の指示が、昔のナビみたいな微妙に遅くて曖昧なタイミングなので、何度もここですが?みたいに聞き直さないといけなかった。
しかも他の教習所に比べて敷地がかなり狭く、コースがごちゃごちゃしているので、余計戸惑いました。
先の二人の女性の乗車時間が長かったのは、これらのせいかもしれません。
終わって何か指摘されるかと思ったけど、何も言われませんでした。
結局講習は予定時間内で終わり、講習修了証明書をもらって帰宅しました。
免許の更新時には、必ず修了証明書を持って行かないと更新できません。
受講費用は5,100円。
この講習、半年間ずっと気になっていたので、終わってヤレヤレでした。あとは光明池で更新です。