2017年の同じ日に出かけた大谷記念美術館。
ここで美術展を観るのが、私たち夫婦の正月の定番でした。
それから3年。
一人で行けるか、不安もありましたが、思い切って出かけました。
今回は「生誕130年記念 山下摩起をめぐる画家たち」と題した収蔵品展。
何度も観た作品ばかりですが、お気に入りの日本画家・山下摩起の力作に再会できてよかったです。
なかでも代表作「雪」のダイナミックな雪と笹の表現。
同じく「女三態之図」の斬新さ。
厚塗り・額装で洋画のような「椿」。
いずれも見ごたえがありました。
今回初めてのスケッチ集の展示もよかったです。
さらに伊東深水の「吹雪」や、
上村松園の「蛍」などの逸品が花を添えて、
眼福のひと時でした。
じっくり観てから、庭園に行きました。
今回は久しぶりにGX7で写しました。50年前のペッタックスのレンズも、分解掃除して持っていきました。
やはりスマホとは別格でした。
残念ながらロウバイはまだ蕾。
でも、もうすぐ咲きそうな膨らみ具合です。
シコンノボタンは、少ないものの咲き残ってくれていました。
庭園をたどりながら、二人で幾度となく通った懐かしい記憶を思い起こしていました。
うれしかったのは、一度閉店した館内のカフェが復活していたこと。
3日まで休みなので、以前と同じ業者さんかはわかりませんが、店内の雰囲気は変わっていないようので、次回はぜひ利用しようと思います。
2月22日からは新収蔵品展があります。
また出かけてみようと思います。
新年早々の美術展で心が洗われました。
観客も少なく、じっくりマイペースで鑑賞できました。
駐車場もゆったり。
出かけてよかったです。
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