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🔷 悲惨な一日 🔷

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今日はどこにも出かけず。というか、家を出られなかった。

そのわけは?

午前中はキッチンエールとアマゾンの配達があり、午後は生保会社から、私が生きているかどうか社員が確認に来る予定があったから。

名目は「契約内容の確認」ですが、実は「生存確認」。(笑)

多分生保会社は、私のような老人はいつ野垂れ死んでもおかしくないと思っているんでしょうね。

でもそんなことは、出かけなかった本当の理由ではありません。

以下、食事中にそぐわない話なので、要注意です。(笑)

実は、原因不明の下痢が続いて一日中トイレに通い続け、結局9回もトイレに行く悲惨さ。

出ないのに行きたくなる、の繰り返しで、夕食後、最後のお勤めに行ってようやく治まりました。

で何度もトイレの便座に座りながら、海外旅行に出かけた時、トイレで一番切迫した時はいつでどこだったか、考えていました。
(トイレで考えることといえばそんなものです ^^;)

1番焦ったのはスペイン。

それもかの有名なアルハンブラ宮殿で。


駐車場について、バスから降りたとき、すでに異変が始まっていました。宮殿に入って、ツアーが開始されたときには、すでに額に脂汗。

たまらず恥も外聞もなく、旅行社の添乗員さんに直訴。

「エマージェンシーですか?」と聞かれたので、即座に「Exactly!」と答えました。日本語ですけど。

で、添乗員さんが宮殿の職員に聞いてくれ、教えられたトイレのほうに向かったのですが、その遠かったこと。焦りまくり。

ギリギリ間に合いましたけどね。

なので私は宮殿の核心部分は見られず、写真もなし。Fが撮ってくれていた写真を後から見られたのがせめてもの慰め。
ツアーに追いついたら、添乗員さんとFが心配そうに待っていてくれました。


今思い出しても悪夢です。

この体験を基に作曲されたのが、名曲「アルハンブラの思い出」、なんちゃって。(殴)

     ※   ※   ※   ※   ※   ※

2番目はその前年に行った、ポルトガルでの出来事。

ツアーの最終日、リスボンで1日フリータイムになって、仲良くなった兵庫県の姉妹の方と4人で観光に出かけました。

まず路面電車でリスボンの中心駅・ロシオ駅まで行き、近くの有名なサンタ・ジュスタのエレベーターに乗ることにしました。展望台もあるので。

エッフェル塔の設計者ギュスター・エッフェルの弟子、ポンサルドによって設計されたクラシカルなエレベーターです。


それはいいけれど、そのチケットを買う段になって恒例の(殴)腹痛が。

待たせても悪いので、3人に先に上ってもらうことにして、また私は駅に戻って、必死でトイレを探しました

でも焦っているのに、いや焦っているせいか、トイレは見つからず。
構内にいた警官に聞いても、そもそも英語が通じない。
(私のせいではありませんよ)

で、東奔西走していたら、ありました。

なんとW.Cというのですね。その看板が目に入って、そうか、W.Cというのか!と思いながら飛び込みました。
セーフ!



でもこれじゃ「バスルーム」とか言っても通じないはずだと思いました。
ところで日本ではいつの間にW.Cと言わなくなったんでしょうね。

でも中に入って驚いたのが、ほぼ和式トイレだったこと。白いタイルの大きなプレートに楕円形の穴があいているだけ。超シンプル&足がしびれました。

W.Cといい、和風のトイレといい、なんかポルトガルは親しめるなと思いました。

その後3人に無事追いついて、その後はゆっくりリスボン観光を楽しみましたとさ。


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