毎日の面会でやはり疲れもたまってきて、更新が出来ないままもう4月になってしまいました。
玄関の椿はいつになく多い花を咲かせました。
Fは3月26日に病院も変わって、新しい環境でリハビリを受けています。
まだ声が出ないし、手足も動かない状態です。でも、聴覚と視覚はかなり戻っていて、声掛けにもよく反応し、私の動作や話す内容に即して眼を動かしています。
前の病院は急性期専門病院なので長くはいられず、胃ろうが完成した時点で退院となりました。今入院している病院はそこで紹介されました。事前に見学して、医療関係の知人などの評判も確認して、入院を決めました。というか、自宅の近くには他に療養型病棟のあるところがないので、実際は選択肢がなかったのですが。
でも、結果的には転院してよかったです。なによりリハビリの内容が段違い。
転院後初めてのリハビリに立ち会って、目からうろこでした。
まずFの状態を事前チェックしてから、手足を動かしたり、首がのけぞった状態になっているので首周りの強ばりを緩めるマッサージをしてくれたのですが、それが丁寧でかつダイナミック! 汗をかきながらやってくれています。
手足を大きく動かしながら念入りに各関節をマッサージしてくれたり、積極的にベッド端に座らせて起きた姿勢に慣らしてくれたり、車椅子を利用したリハビリも、ただ乗せるだけではなく、手足や首を動かしながら姿勢に慣らしていくといった濃い内容で、前の病院の緩いそれと比べてあまりにも差がありすぎで、愕然としました。
ただ病院としては同じような感じで、やはり細かいところはこちらが言わないといけませんね。
たとえば以前から拘縮が強い右手は、爪が伸びると掌に食い込んで傷がつくので、よく爪を切って普段からハンドタオルなどを握らせたり、ずっと握りしめているため手の中に垢がたまりやすいのでこまめに拭いてもらうとか、体温調節がまだうまくできないので、手と体が密着していると熱がこもって汗で寝間着が濡れるのでタオルなどを挟んでもらうといったことは、言わないとだめでしたね。
でも言ったら、その後はずっときちんと引き継いでやってくれています。ただ爪切りは私の仕事になっていますが。(笑)
前の病院では、2か月余りの入院でたった一回だった(微熱が続いていたせいもありますが)入浴も、昨日微熱はあったものの、汗がひどいからと体調に注意しながら入れてくれました。
担当してくれている男女のPT(理学療法士)さんは二人とも本当に熱心で意欲的で信頼できますが、やはり1コマ20分ですから、私もFの手足を少しずつ動かしたり、手足の指をゆっくりもみほぐしながら関節の可動範囲を維持するようにしています。
ICレコーダーでの語りかけや、音楽でリラックスさせたりも続けています。
この3か月弱、毎日病院に通って、Fの手足を動かしたり、声を出すよう呼びかけ続けている私は、家にこもって出てこない人に、ドアをノックして出てくるよう呼びかけている人のようにも思えてきます。
でもあきらめません。これからもずっとドアをたたき続けていきます。
上に書いたように、目に見える前進はまだあまり見られませんが、2月に比べたら3月はよく反応する日がずっと増えてきました。
この病院も、「ここでの入院は3か月が限度です」と手続き中に宣告されています。
なんとかこの限られた間に、もっと回復してくれるようにと祈りながら毎日通っています。
玄関のブルーベリーもよく蕾をつけてくれました。実ったらFにも食べさせてあげたいです。
玄関の椿はいつになく多い花を咲かせました。
Fは3月26日に病院も変わって、新しい環境でリハビリを受けています。
まだ声が出ないし、手足も動かない状態です。でも、聴覚と視覚はかなり戻っていて、声掛けにもよく反応し、私の動作や話す内容に即して眼を動かしています。
前の病院は急性期専門病院なので長くはいられず、胃ろうが完成した時点で退院となりました。今入院している病院はそこで紹介されました。事前に見学して、医療関係の知人などの評判も確認して、入院を決めました。というか、自宅の近くには他に療養型病棟のあるところがないので、実際は選択肢がなかったのですが。
でも、結果的には転院してよかったです。なによりリハビリの内容が段違い。
転院後初めてのリハビリに立ち会って、目からうろこでした。
まずFの状態を事前チェックしてから、手足を動かしたり、首がのけぞった状態になっているので首周りの強ばりを緩めるマッサージをしてくれたのですが、それが丁寧でかつダイナミック! 汗をかきながらやってくれています。
手足を大きく動かしながら念入りに各関節をマッサージしてくれたり、積極的にベッド端に座らせて起きた姿勢に慣らしてくれたり、車椅子を利用したリハビリも、ただ乗せるだけではなく、手足や首を動かしながら姿勢に慣らしていくといった濃い内容で、前の病院の緩いそれと比べてあまりにも差がありすぎで、愕然としました。
ただ病院としては同じような感じで、やはり細かいところはこちらが言わないといけませんね。
たとえば以前から拘縮が強い右手は、爪が伸びると掌に食い込んで傷がつくので、よく爪を切って普段からハンドタオルなどを握らせたり、ずっと握りしめているため手の中に垢がたまりやすいのでこまめに拭いてもらうとか、体温調節がまだうまくできないので、手と体が密着していると熱がこもって汗で寝間着が濡れるのでタオルなどを挟んでもらうといったことは、言わないとだめでしたね。
でも言ったら、その後はずっときちんと引き継いでやってくれています。ただ爪切りは私の仕事になっていますが。(笑)
前の病院では、2か月余りの入院でたった一回だった(微熱が続いていたせいもありますが)入浴も、昨日微熱はあったものの、汗がひどいからと体調に注意しながら入れてくれました。
担当してくれている男女のPT(理学療法士)さんは二人とも本当に熱心で意欲的で信頼できますが、やはり1コマ20分ですから、私もFの手足を少しずつ動かしたり、手足の指をゆっくりもみほぐしながら関節の可動範囲を維持するようにしています。
ICレコーダーでの語りかけや、音楽でリラックスさせたりも続けています。
この3か月弱、毎日病院に通って、Fの手足を動かしたり、声を出すよう呼びかけ続けている私は、家にこもって出てこない人に、ドアをノックして出てくるよう呼びかけている人のようにも思えてきます。
でもあきらめません。これからもずっとドアをたたき続けていきます。
上に書いたように、目に見える前進はまだあまり見られませんが、2月に比べたら3月はよく反応する日がずっと増えてきました。
この病院も、「ここでの入院は3か月が限度です」と手続き中に宣告されています。
なんとかこの限られた間に、もっと回復してくれるようにと祈りながら毎日通っています。
玄関のブルーベリーもよく蕾をつけてくれました。実ったらFにも食べさせてあげたいです。