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アクセサリソケットを増設してみました〜プリウスのカスタマイズ その7〜

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プリウスいじりもそろそろネタ切れ?と思っていたら、まだ残っていました。(殴)
乗っているかたはご存じのとおり、プリウスのシガーソケットはコンソールボックスの中にあるので超不便です。
シガーソケットといってももう喫煙人口は激減(私もとっくにやめました)、ライターとしての用途は不要ですが、最近はスマホなどの充電用に使うとか、インバーターを接続してノートパソコンのACアダプタを接続して充電するとかで新たな用途が生まれていますね。

私も携帯の充電用に以前そんなアダプタを買ってコンソールボックスに入れていましたが、先に言ったようにソケット自体の位置がコンソールボックスの中しかも底なので、使用するたびにボックス内のCDなどを全部出さなければならず、不便でずっと未使用のままでした。(買っていたことさえ忘れていました)

で、ある時ネットで、フロント側コンソールの小物入れ?カバーを外し、代わりにシガーソケット×2とUSBコネクタ×2のついたものを付ける商品を見つけたので、「夏休みの工作」として装着することにしました。

同種のパーツとしては、他にもLグレードに標準装備されている純正部品を流用するとか、シガーソケット×2だけの商品などがありますが、USBコネクタが使い勝手がよさそうなので、コレに決めてポチッ。
送料・代引き手数料込みで約9K円と、使用している素材を考えたらかなり割高ですが、まあ他に代わるものがないので仕方ないですね。


で、無用なトラブルを避けるため(殴)、ヨメさんがデイケアサービスに出かける日に配達されるよう依頼していましたが(笑)、よくしたもので彼女が送迎車に乗って出かけた後、絶妙のタイミングで配達されました。日本の物流システムは大したものです。

さて、送られてきたパッケージは拍子抜けするほど軽かったです。まあ見ての通りのものですから当然ですが。
でもこれが9K円もすると知られたら本当に彼女は激怒するかも。(笑)

作業は事前に動画で確認していたので容易でした。

必要な工具類は
1.コンソールボックス脱着用の10mmのソケットレンチ(エクステンション付のものが便利です)
2.ペンチかプライヤー(電源割り込み用のコネクタをかしめるため)
3.ピアノ線かワイパーゴムの金具(配線コードを通すため)
4.配線固定用のインシュロックなど
5.内装はがし(エーモンなどから市販されています)
6.内装保護用のテープ(塗装用の紙のマスキングテープなど)
あと、製品添付の説明書にはテスターも用意するように書いていますが、配線の色さえ間違わなかったらなくても可です。私は使用せず。

最初は既設カバーを外します。内装剥がしがあれば便利です。私は内装剥がしを紛失したのでマイナスドライバーを使用。カバーに無残に傷がつきましたが、再使用する気がないのでOK。コンソール側はテープで養生したので無傷。


次に、コンソールボックスをずらすためボルト5本を外します。カップホルダーを外してからネジ部の半円形のカバーを外すとメッキしたボルトが見えるので10mmのソケットレンチで外します。


次にボックス内の底敷きをめくって、その下のボルト4本を外します。いずれも10mm頭のボルトです。そしてコンソールボックスを後ろにゆっくりずらします。
急にずらすとワイヤーハーネスが痛みますからご注意。

それから、分離したコンソール部から先のカバー部まで電源コードを通します。弾力性のある細いピアノ線か、動画のようなワイパーゴム付属のステンの金具がいいでしょう。ただし私はいずれも手元になかったので、柔らかいアルミの針金を使用しました。


通したコードの先の小さいコネクタを増設ソケットセットのコネクタと接続。


次に、ずらしたコンソールボックス部に電源を取る白いカプラーがあるので、そのカプラーの緑のコードに、先に通した電源コードのプラス・赤コードを、白黒コードにはマイナスの黒コードを、それぞれ添付の配線コネクタでつなぎます。
ワイヤーハーネスのコードが細くて固いので、白いカプラーをステーから外して作業したほうが楽でした。


この段階で車をアクセサリ・モードにして作動を確認。
説明書ではショートを防止するためあらかじめバッテリーのマイナスターミナルを外して作業するように記載しています。ただ、私は外さず作業(殴)。
でもこれを読まれた方はズボラせずに、正しく説明書通り作業してくださいね。私の真似して万一配線ショート→車焼損となっても責任負えませんから。
(でもプリウスのバッテリーって、トランク内なので外すのがめんどくさいです)

配線関係を異音がしないように束ねてから、コンソールボックスを元通り固定。増設ソケットパネルをはめ込んだら完了です。ゆっくりやっても20分程度。早速携帯に充電してみましたが、OKでした。
この商品、カバーの成型精度が元のカバーほどではなく、フロントコンソール本体との隙間の不揃いが結構気になりますが、1mも離れたらノープロブレム。色もミディアムグレーの色調が微妙に茶色っぽいのですが、まあ言わなければ気にならない程度なのでよしとしましょう。


それとソケット周りの青いLEDがうるさいかなと思いましたが(コネクタを基盤から外せば不点灯にできます)、昼間はそれほど目立たず、薄暗い場所のため夜間に利用する際の照明にもなるので、点灯オンで使用しています。

昼間はこんな感じです↓


夜はこんな感じに光ります↓

実際、まだ昼間だけですが、ヨメさんは全く装着に気づかず。
もし気づかれたら例によって「費用の過少申告」必須(殴)と身構えていましたが拍子抜けでした。(笑)

最近はデジカメの充電もUSB経由でできるものが増えているし、退蔵していたインバーターでパソコンのバッテリーの充電も可なので、災害時の情報家電の電源としても使えそうです(散財の言い訳モードミエミエですね)。


これでカスタマイズは本当に一段落、かな?





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