今乗っている車は、プリウスPHVのGRです。 2019年11月に、2010年式プリウスHVから乗り換えました。
(納車前にディーラーのガレージにて)
乗り換えの理由は、買い物や鳥見、ドローン飛行などは電気だけで済ませたいし、高齢者は運転アシスト機能が必須!という世論の圧力が無視できなくなってきて。
カタログ記載のフル充電(自宅に設置した200Vの充電器で2h30です)でのEVの走行可能距離は60km。短いです。💦
そしてGRは18インチのワイドタイヤなので、さらに短い[ ]内の50kmです。😅💦
でもEV(フル電動自動車)は、充電スポットがまだまだ少ないし、あっても出先でフル充電に2~3時間もかかるのは非現実的で、選択肢に入れませんでした。
実際に乗り始めたら、メーター内に表示されるEVモードの走行可能距離はいつも60km以上で、プチ満足していました。
ところが〜〜!!
最近になって、いつもの通り100%充電後、出発しようとメーターを見たら、それが50km台に急減!!
ガーン!!(陳腐なリアクション😅)
血の気が引きました。😱
高価なEVバッテリーが、5年でもう劣化??
その後、さらに短くなって50km台前半にもなり、エアコンつけたら50kmを割りました。😩
何度か充電を繰り返しても、事態は変わらず。
終の棲家、ならぬ「終の車」と思っていたのでガックリでした。
地雷踏んでしまったか〜と。😩
高価なバッテリー交換費用が頭をよぎりました。
それで、藁をもつかむ思いで、サイトの情報をかき集めた結果・・・。
メーカーのサイトにこんな記述がありました。🎶 ↓
「BEV(バッテリー式電動自動車)の走行可能距離とは?
メーターに表示される走行可能距離は「充電電力使用時走行距離(国土交通省審査値)」と異なり、使用できる駆動用バッテリーの残量と、お客様がそれまでに実際に走行したBEV走行データの学習値をもとに算出した推定値です。そのため、お客様の実際の走行における消費電力の増減に応じ、表示される距離が変化します。なお、エアコン使用時は、さらにエアコンの消費電力の影響を考慮して推定値を算出しています。」
そして手元のカタログにも同様の説明が書いてありました。 知らなかった~。
要するに、メーター内に表示されるEVの走行可能距離は、私の過去のバッテリー走行時の運転から割り出した推定値ということです。
それでハタと思い当たったのが!
最近モーター走行時の出足の良さが病みつきになり、毎週月曜に本宅に戻る途中、EVバッテリーの残量を確かめてから電動モードに切り替えて、さらに電気を食うパワーモードにして、バカみたいに飛ばしていたのです。(みたいじゃなくて、本当にバカ)
これじゃあ走行可能距離が減るはずだよね~。 カタログ記載のEVの走行可能距離と、メーター表示のEV走行可能距離は別物だったんだ〜。
もうモロに納得&安心。
でも、実際の駆動バッテリーの健康状態(SOH)はどうなのか知りたくなったのですが。
レーダー探知機で表示できるOBDの項目にはSOHはなく、SOC(バッテリー容量に対する充電率)だけでした。
その数値は大体83~87%ぐらいです。
あと表示可能なEVバッテリー関係項目では、「HVバッテリー電圧」があるので、参考のためにそれに変えてみようかと思っています。
でもとりあえず、駆動バッテリーの急な劣化ではなくて、ホッとしました。
その後普通の運転に徹したら、すぐにEV走行可能距離は63~65.5kmまで増えました。✌️✨
ちなみに今回調べたら、トヨタはリチウムイオン電池劣化防止のため、充電後バッテリー残量が車載メーターで100%(上の画像の左端です)と表示されても、実際の充電は電池容量の80%台(=SOC値)で止め、逆にバッテリー残量が0%となっても、実際の残量が13%ぐらいでEVモードからHVモードに切り替えていることがわかりました。
前にボディの傷の補修を頼んだ時、ディーラーで車を受け取ったら、なんと残量0%!
帰宅してあわてて1時間充電したりしていました。(笑)
満充電での長時間放置と、過放電状態はバッテリーの劣化のもとなので、納得でした。
今回サイトで見たユーザー情報では、プリウスのEVバッテリーは年に1%程度の劣化だそうで、それが正しければ、まだしばらくはこのまま乗れそうです。私の寿命の尽きるのが先だったりして。😅
とりあえずホッとしました。
一時はモロ落ち込んだけど。