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Channel: 思いつくままに書いています
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🔶 最近ショックだったこと 🔶

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少し前に、ボランティアに行った時のことです。

その日は作業予定がなくて、パソコンで暇つぶしをしながら事務所の電話番をしていました。
  
午後になって、電話に着信。
 
あまり電話がかかることがないので、なんだろうと思いながら出たら、不明瞭な話声で全然聞き取れない。
 
最初は酔っぱらって呂律が回らない老人が(私も結構な老人ですが(^^;))、間違い電話をかけてきたのかと思いました。
 
でも・・・。
 
よくよく聞いているうちに、N君とわかりました。
 
私より10歳年下で、2年前の3月、再雇用を終えてから会うこともなかったのですが、去年10月の某イベントには、姿を見せてくれて話もしました。
 
なので、あまりの変わりようにびっくり。
 
用件は、ボランティア仲間のI君がいつ事務所に来るかという問い合わせでした。
 
曜日を教えたら、「ああぁりが~とうぉ~」と言って電話を切りました。
しばらく茫然自失。
 
次の二人体制のボランティアの日に、相棒のA君と話し合ったのですが、何があったのか見当もつかず。
 
その数日後I君に聞いたら、ALS発症の連絡だったそうです。
 
ショックでした。
 
今から思えば、イベントでも瘦せてかなり老け込んでいたので、その時すでに発症していたのかもしれません。

それに合わせたかのように、また別のショックなことが。
 
先々週の月曜日、相棒のA君と二人体制の日に、以前ボランティアのメンバーだったS君(私より3歳年下です)が久しぶりに事務所に来ました。
 
実はその前にA君から、S君がアルツハイマー型認知症を発症したと聞いていましたが、その日は以前と変わらない様子だったので、誤報だったのかとうれしかったのですが。
 
3人で、それぞれの近況などよもやま話をしながら、私は「「元気そうだからまた事務所に来てね」とか言ったものの。
 
その後だんだんおかしいことに気づきました。
 
つい今しがた話したばかりなのにS君は、「ほら、○○さんだけど、どうしてるのかな?長いこと会ってないなあ~」と初めての話題のように聞いてくるのです。
 
今話したことをまったく覚えてない。
 
その後も何度も同じ話を繰り返して堂々巡り。
 
しばらくして帰って行きましたが、ガックリでした。

ALSもアルツハイマー型認知症も、根本的な治療方法が確立されていないため、主に症状の進行を抑え緩和する対症療法が中心となりますね。
 
水曜日のボランティアの帰りに図書館に寄って、ALS関係の本を借りてきて読んでみましたが、きついです。 



その後、折に触れてA君と、二人の病気のことを話していますが、出るのはため息ばかり。
 
 
家族の苦労は察するに余りあります。
 


 



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