最近ハマってしまったのが、石磨きです。
墓石磨き、じゃなくて。(殴)
先月末に、白崎海洋公園に行ってきました。
和歌山市から南に約30kmほど南に下ったところにある、紀伊水道に突き出した小さな岬。
その名の通り、真白な石灰岩でできた岬です。
その石灰岩は、古生代ペルム紀(約2.5億年から2.9億年前)に赤道付近で生まれた海山が、プレートに乗って1億年かけてユーラシア大陸縁まで運ばれてきて、そのプレートが海溝に潜り込む際に、大陸側に乗り上げたものだそうです。
公園はもともと石灰岩の露天掘り鉱山だったところを、閉山後由良町が買い取って公園に整備したということでした。 駐車場になっている平らな部分が露天掘りの跡みたいです。
展望台に行くと、青い空と青い海と白い岩のコントラストがすばらしい眺望が楽しめました。
近くの海岸で、透き通った海水を見ていたら、
海岸の石がすべて丸いのに気づきました。 それで、コレ磨いたらどうなるかな?と、形のいいものを選んで持ち帰ったのが発端です。
(相変わらず枕が長い(^^;)) 水をかけたら模様の出てくる石(右下みたいな)もありますが、大半は磨かないと色や模様はわかりません。
さっそく試しにひとつ磨いてみたら・・・。
元の白い色とは似ても似つかないきれいな色と模様。 ↓ 磨く前の石です。
磨いたらこうなりました。
もうびっくり。
調子に乗って次々磨いたら、どれもみんな違う色。
荒砥ぎ用に400番、仕上げに2000番の耐水ペーパーを使い、最後は金属磨きのピカールでつやを出しました。
やってみて気づいたのは、石がけっこう柔らかいということです。
だいたい1時間半ぐらいで、ビックリの光沢。
でも調子に乗って続けて4個磨いたら、持病の指の関節炎がひどくなってきたので、しばらく休養。
あと10個ぐらい原石があるので、当分遊べそうです。
晴れの日は鳥見、雨の日は石磨き、おすすめです。