長く通っていた花アレンジ教室で、つれあいが2016年9月に作った秋の花の鉢の寄せ植え。
その中に、オレンジ色のスプレー菊がありました。
他の花が枯れた後も菊だけは枯れずに残ったので、捨てるに捨てられず、そのままベランダの隅に放置。
その後、すっかり忘れていました。
でもその翌年2017年の晩秋、ひっそり咲いているのを発見。
なぜか花の色がオレンジから深紅に変わっていました。
つれあいにも、「咲いているよ」と見せたりしていましたが、特に手入れもせずそのまままた放置。
つれあいは2018年1月に、2度目の脳内出血に倒れました。
菊はその年の秋も咲いてくれましたが、つれあいは2019年2月に亡くなりました。
その年の秋も、菊は深紅の花を咲かせてくれました。
その前年2018年に、玄関の鉢植えからエゴノキが発芽して、亡くなった2019年春には、可憐な白い花をたくさん咲かせてくれました。
今となれば、スプレー菊とエゴノキはつれあいの形見の花です。 今年のスプレー菊は、今まで見たことがないほどたくさんの花をつけてくれました。
↑ 風で倒れて、鉢が割れています。
割れた菊の鉢は、花が終わったら、大きな鉢に替えてやります。
エゴノキもそろそろ替えないといけないけど。