先月、久しぶりにスパーダのエンジンをかけようと、セルボタンを押したんですが・・・。
キュルキュル音とともに、後ろのシリンダーのキャブから、盛大にガソリンが漏れてきました。
キャブレターのオーバーフローね。
ガソリンのガム成分が付着してフロートバルブが閉じ切らず、タンクからガソリンが流れっぱなしになってあふれ出るという、旧車でよくあるトラブルです。 キャブから燃料噴射に変わった最近のバイクでは無関係な話ですけど。 ただ、燃料コックは負圧式なので、エンジンを回さなければ漏れません。
簡単な固着なら、フロート室をドライバーの柄などで軽くコンコンとたたいたら治ったりしますが。 今回はダメでした。
ということで修理です。
まずガソリンタンクをフレームから外し、その下のエアクリーナーボックスも外してから、キャブをシリンダーから取り外して分解掃除、というのが常道です。
でも私はしません。そんなめんどくさいこと。(殴)
でとりあえず某日、ホームセンターでシリコンチューブを買ってきました。
これと圧縮空気で治ります。多分。(殴)
ということで今日、修理開始。
といっても簡単です。
まずシリコンチューブをキャブ・フロート室のドレンパイプにつないで、ドレンスクリューを緩めてガソリンを排出。
次にそのチューブのもう一方の先にエアガンのノズルを差し込んで、圧縮空気をプシュッと吹き込むだけ。
固着したフロートを圧縮空気で揺すってフリーにするんです。 でも空気圧が高いので、チューブは一瞬でドレンパイプから抜けるので、キャブ内のダイヤフラムが破れる心配はまずありません。(前にもコレやって大丈夫だったからね)(殴)
でも良い子は決して真似しないでね。
で結果はどうかと、ドレンスクリューを閉めてセルボタンを押したら・・・。
クランク2回転ぐらいでドドドッと始動。
もちろんガソリン漏れはなし。
修理時間は5分もかかっていません。 これを修理と言えるかどうか。😅
ということで、明日は久しぶりに、自宅周辺の山道をひとっ走りしてくることにしました。
そのあとドローンも行くかも。(殴)(殴) 今日は中秋の名月でした。なんとか見ることが出来ました。