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🔷 こんにゃく作り用に草木灰で灰汁作った件 🔷

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去年暮れに講習会に行って以来、すっかりコンニャク作りにハマっています。
 
何度か試作ののち、なんとか自力で作れるようになってきました。
 
生芋は明日香村で売っているという情報を得て、買ってきました。
 
しかしそれも簡単ではなくて、買いに行った時はもう販売終了でした。
 
でも販売所のスタッフさんが生産農家さんに連絡してくれた結果、後日入手できました。
 
とりあえず4kg買ってきたので、当分大丈夫。
 
でもね~。
 
私が一番気がかりだったのは、コンニャクを固める灰汁をどうするかでした。
 
とりあえずは、相棒のKさんがネットで買ってくれた灰汁で作れているのですが、そのアルカリ濃度がわからないし、結構高いしね。
 
で、なんとか自作できないかと、まず草木灰をネットで物色開始。 
 
いろいろ探したら、食料品の加工に使える、安全な草木灰が見つかりました。

広葉樹の灰で、鰹節の製造(燻製)過程で出る灰ということです。
 
早速4kg一袋を注文しました。

作った灰汁のアルカリ度を確認するのに必要なPH計も発注しました。

 

講習会では、濃度は舌で舐めて確認できるとのことでしたが、それはちょっとね。


 
 
ということで、某日製造開始。
 
といっても、灰や水の適量がよくわからないので、とりあえず灰350gに水2リットルで作ってみました。
 
ステンレスの鍋に(アルミの鍋だと腐食します)上記の灰と水を入れて、30分煮たててから、

上澄みをコーヒーフィルターで濾過。

 

念のためフィルターは二枚重ねで使用しましたが、一枚でもきれいでした。

 

 

澄んだきれいな黄金色の灰汁ができました。
 
PHは13.2。
 
Kさんがネットで買ってくれたものは12.8だったので、少し濃い灰汁でした。

 
さっそく3月15日に、出来た灰汁をKさんの灰汁と混ぜて13.1にしたものを使って、明日香の芋でコンニャクを試作。大成功でした。


 
後日、水は同じ2リットルで、灰を500gに増量して作ってみたら、PHが13.5と大幅に濃い灰汁ができました。


 

そのアルカリの作用は強力で、フローリングに一滴落ちた灰汁をティッシュペーパーで拭ったら、たちまち床表面の汚れがきれいに取れたほどです。

これだと、一回のこんにゃく作りに使う量は少なくて済むでしょう。 

ということで、こんにゃく作りのメドがつきました。
 
あとはいろんなコンニャクのメニューを考えなくてはね。
 
それと、講習会で買った種芋で、栽培にも挑戦します。

 


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