行きたいと思いながらもずっと自粛していましたが、今日、とうとう余野公園に出かけることにしました。
でも出たのはAM10:50。
いつものことですが、遅いです。^^;
到着したのは正午過ぎ。所要時間は1:10でした。
遠方に油日岳など南鈴鹿の山が見えます。
この公園に来たのは二度目です。
最初は52年前の初冬。当時は学生で、伊賀上野の住民でした。
南鈴鹿の油日岳~那須が原山の登山のため、この公園を通りました。
今日来て、よくこんなに長い距離を歩いたものだとわれながら感心しました。
まず柘植駅から公園までがけっこう遠い。さらに公園を通り抜けて、登山路の入り口までの距離がまた遠い!!
若かったんだなと、つくづく&シミジミ実感。
それはさておき。
公園の駐車場はそこそこ車が止まっていたけど、長距離トラックの時間調整とか、車中で休憩している人が多く、園内は誰もいませんでした。
まだあちこちにツツジが残っていました。
公園でまず気づいたのは、ハルゼミが鳴いていたこと。
小学生の春の遠足ではよく聞きましたが、大阪周辺ではまず聞いたことがないですね。
全国的に松林が減少していて、各地で絶滅危惧種になっているとか。
でもこの公園ではまだ健在でした。
肝心の鳥はというと‥。
聞き取れたのは、ホトトギスとウグイス、エナガ、コゲラ、メジロぐらい。あと、初めて聞く何種かの声も。
でも撮れたのはヤマガラの幼鳥だけでした。それでも大満足。
枝にさかさまにぶら下がっています。
ヤマガラは親鳥も含めて5~6羽の群れが飛んできたし、エナガとコゲラの声も各所でよく聞こえたので、鳥がいるのは間違いない。
園内には名残のツツジのほか、アザミや↓
タツナミソウ、
エゴノキが咲いていて、
白樺も数本残っていました。
6km弱の距離を2時間半ぐらい歩き回ってから車に戻り、道標にあった奥余野森林公園に車で行ってみました。
道路の終点に駐車場があり、そこから登山道が始まっていました。
駐車場にも白樺が一本あり、
ヤマボウシも咲いていました。
余野公園や奥余野森林公園の白樺は、どれも気温が高いせいか木肌が白くなくて、すぐには気づきませんが、姿をよく見れば紛れもなく白樺でした。
それを見たら、懐かしい信州への想いがまた再燃しました。
森林公園の清流の川には魚影もありました。
川岸にはカエデもたくさん植えられているので、秋の紅葉も楽しめそうです。
再び元の余野公園に戻り、3時半に帰途に。
久しぶりの遠出でしたが、いい気分転換になりました。
またあちこち記憶をたどりながら、出かけたいです。
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