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Channel: 思いつくままに書いています
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🔶 近くで鳥を探そうとしたけれど 🔶

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前日の天気予報は大外れ。   アレクサに聞くと、曇り時々雨。 ガーンです。   やむなくまた家事の一日。   シーツを洗って、二か所のトイレの便座カバーやマットも洗い、家の周りの落ち葉も掃除。   その作業中にある考えが浮かんできました。   きっかけは、今週水曜日に帰宅したとき、目の前をビュッと横切って飛んで行った鳥がいて、よく見たら梅の蜜を吸いに来たメジロでした。     その後家に入り、遺影のある和室に行くと、窓外のキンモクセイにまだメジロがいました。   それで、何も馬見までいかなくても、探せば近くでも鳥がいるのではと。   現に、以前から家にいても、シジュウカラやヤマガラ、ミソサザイのきれいな声はよく聞こえるし(姿は見えないけどね)、最近もイソヒヨドリがベランダに飛んできたり。   それで、少し晴れ間が出てきた午後3時すぎに、住宅地に接した近くの山に行ってみることにしました。   信貴生駒山系南端部の里山です。   でも、いつものデジカメ+双眼鏡を持って門を出たら、信貴山方面の空は雨雲で真っ黒。   逆の南は晴れているので大丈夫だろうと(いつも都合のいいように考える私です)、住宅地の縁の坂道をたどって森に向かいました。 森の入り口に行くと、昔の「ツールド大阪」の名残の案内板が残っていたので安心して(とっくにコースは閉鎖されていますが)、森に足を踏み入れました。   このコースはとっくの昔に閉鎖されました。看板もほとんど撤去されていますが、ここだけ残っていました。   森に近づいたら、いろんな鳥の声が聞こえてきて、期待通りでした。   でも道がねぇ。   最悪。まるでケモノ道。久しく誰も足を踏み入れてないのは明白。   笹に覆われた踏み跡が辛うじて見えますが、行く手の森は直径1メートル以上はあろうかという大木・高木がうっそうと茂っていて薄暗い。     昔の果樹園の名残か、ミカンの木がありました。   振り返った森の反対側には、物置代わりの軽四のトラックなどが朽ち果てていたりして、本当に不気味。   これではいつイノシシが突進してきてもおかしくない。   現に住宅地周辺には何枚も「イノシシ注意」の看板があったりしますからね。   「バードウォッチングの老人、イノシシに襲われて死亡」、みたいな新聞の見出しが浮かんできたりして。(怖)   しかも、内心恐れていた雨も降りだしてきました。傘を持っていないので、あわてて木の下に待避。   よく茂った木の葉のおかげでぬれずに済んだけれど、行く手の道を覆う笹はあっという間に雨露に覆われました。   しばらくしたら小止みになったけど、濡れた笹の葉をかき分けていくのは無理なので、引き返しました。     でも本当に意外でしたね。家から5分ばかりの場所が、まるで太古の昔のような森。   ちょうど万博公園のドイツ館跡周辺のような深い森の雰囲気です。それがもっと荒れたような。   引っ越してきた30年前に、一度ヨメさんと家の周辺を探検したとき通ったことがありますが、そのときの明るい里山といった印象とは様変わりでした。   でも一番期待していた鳥の声は、馬見に劣らずよく聞こえました。   ということで、鳥がいることは間違いないので、晴れたら行ってみる価値、大ありです。   雨がやんで戻る途中、高い電線にツグミが止まっていました。     そしてもう足元には、クサフジが咲いていました。  

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