去年の1月16日。
入院中の連れ合いがインフルエンザと肺炎を併発したと病院から電話。
それから2月1日までの2週間余り。
無能な主治医を更迭したあとの、療養型病院とは思えない手厚い措置と、看護師さんたちの親身の看護にはただただ感謝するばかりでした。
また、何度も病室に泊まり込んだ私への、当直の看護師さんたちのあたたかな心遣いも忘れられません。
連れ合いは最後まで彼女らしく、壮絶なばかりに頑張ってくれましたが、2月1日、とうとう力尽きました。
それからもうすぐ1年。
そして肺炎発症のちょうど1年前の、2018年1月16日に2回目の脳出血で倒れてから通算すれば2年。
ようやく今になって、いろんな人たちにも支えられて、私ももう少しだけ、生きてみようかと思えるようになってきました。
二人で出かけた折々の思い出が詰まった場所にも、なんとか出かけられるようになってきました。
思い出の多さが辛かったけれど、逆に、今は幸せなことだったと思えるようにもなってきました。
今年はもっと遠くの場所にも、足を延ばしてみようと思っています。
春が待ち遠しいです。
2009年4月3日 馬見丘陵公園